ぼくの備忘録

セキュリティに関するニュースで気になったものを、個人的なメモと共に残していきます。

20260718

【インシデント関連】

当社グループでのシステム障害発生について(第2報) | 株式会社ニチレイ

A cyberattack hit Nichirei, one of Japan's largest food companies - Security Affairs

ニチレイのサイバー攻撃被害、外食チェーンを直撃 KFC全店にも影響広がる - @IT

サイバー攻撃によるニチレイグループのシステム障害についてまとめてみた - piyolog

2026年7月13日、株式会社ニチレイは、同社グループのシステムが不正アクセスによる障害を受け、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品の出荷業務に影響が生じていると公表しました。その後、同社のサーバーがサイバー攻撃を受けたことを確認したとして続報を公表し、障害の影響は取引先・関連組織の商品供給にも及んでいます。

弊社システムへの不正アクセスによるシステム停止に関するお詫びとご報告 | 日本交通株式会社

 

【脆弱性情報】

Zoom warns of critical account takeover vulnerability

Zoomは、Windows向けデスクトップクライアントおよびソフトウェア開発キットに重大な脆弱性が存在すると警告している。この脆弱性を悪用すれば、認証されていない第三者がアカウントを乗っ取る可能性がある。

セキュリティアドバイザリには、 「Windows 用 Zoom デスクトップクライアント、Windows 用 Zoom VDI クライアント、および Windows 用 Zoom ミーティング SDK における入力検証の不備により、認証されていないユーザーがネットワークアクセスを介してアカウントを乗っ取ることができる可能性がある」と記載されている。

CISA Adds Exploited SharePoint RCE Zero-Day CVE-2026-58644 to KEV

米国のサイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は木曜日、Microsoft SharePoint Serverに影響を与える新たに修正されたセキュリティ上の欠陥を既知の悪用された脆弱性(KEV )カタログに追加し、連邦政府行政機関(FCEB)に対し、2026年7月19日までに修正を適用するよう求めた。問題となっている脆弱性はCVE-2026-58644(CVSSスコア:9.8)であり、信頼できないデータの逆シリアル化に関する重大な脆弱性で、権限のない攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があります。

 

【政府機関・公的機関】

Improve Router Hygiene to Protect Against Russian State-Sponsored Targeting | CISA

ロシア連邦保安庁(FSB)センター16のサイバー攻撃者は、世界中で設定が不十分で脆弱なネットワーク機器を悪用し続け、複数の重要インフラ部門のネットワークを機会主義的に侵害しています。

中小企業のセキュリティ、今から取り組むなら「SCS評価制度」を参考に 【IPAに聞く 前編】なぜ、いま新制度が? その狙いと全体像を知る - INTERNET Watch

「SCS評価制度」で自社のセキュリティをどう強化する? 中小企業の情シスが今からできる備え方 【IPAに聞く 後編】取得への準備から、経営層・現場の巻き込みまで - INTERNET Watch

SCS評価制度はあくまで任意であり、対応が難しい企業をサプライチェーンから締め出すためのものではない。受託企業が直ちに★3を満たせなかったとしても、関係を保ちながら徐々にセキュリティ対策水準を高めていく――そんな使い⽅も、SCS評価制度の活用方法だという。

 

20260711

【インシデント関連】

サイバー詐欺で18社が損失を計上 海外拠点で頻発、支払い統制がカギか(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)

詐欺被害に遭った会社の共通点を調べると1つの事実が見えてくる。2021年1月以降に決算資料を公開した企業に絞られるが、「送金詐欺損失」「流出事案」に注目した結果、子会社あるいは拠点、特に海外拠点でサイバー詐欺が頻発している。

KDDIのISP向けメールから760万人のパスワード漏洩 疑問点を整理する(山口健太) - エキスパート - Yahoo!ニュース

詳細は不明ですが、各社がパスワードリセットなどの対策に踏み切っている以上、利用者側でも平文のパスワードが漏洩したと想定した上で、他のサービスでも同じパスワードを使い回している場合は速やかに変更したほうがよさそうです。

KDDI の ISP 事業者向けメールシステムに不正アクセス、ゼロデイ脆弱性を悪用 | ScanNetSecurity

KDDI株式会社は7月6日、6月23日に公表したISP事業者向けメールシステムへの不正アクセスについて、続報を発表した。

今回の不正アクセスは同社が同システムの一部として導入していた第三者製のソフトウェアの脆弱性を悪用されたことによるもので、調査の結果、同脆弱性は6月17日時点で同ソフトウェアベンダーが認識していない脆弱性で、同ソフトウェアベンダーは、本脆弱性について公的機関への届け出を行い、情報公開に向けた取り組みを進めている。
漏えいが確認されたのは、同システムで作成された12,233,087名分のメールアドレスで、そのうち7,616,173名はパスワードも含まれる。同社では、今後の継続的な対策として、本ソフトウェアの設計書およびプログラムの分析を、AIなども活用するで、潜在的な問題を網羅的にチェックし、その分析結果をもとに本ソフトウェアに不具合や欠陥が存在しないかを細部まで確認する。また、抜本的な取り組みとして、従来型のメールソフトなどを利用している顧客の影響を考慮しつつ、ISP事業者とともに、よりセキュリティ強度の高い通信規格への移行を早期に進めるとのこと。

 

【脆弱性情報】

CitrixBleed-ing Again? NetScaler Vulnerability Under Attack

WatchTowr Labsは、Citrixが脆弱性を公表してパッチを適用した同日に、脆弱性の詳細、どのXMLパーサーが悪用されたか、そして概念実証(PoC)エクスプロイトを公開した。
翌日、サイバーセキュリティベンダーのLupovisは、NetScalerデバイスを標的とした組織的なスキャンキャンペーンが24時間以内に開始されたと報告した。同社の偽装インフラストラクチャの活動に基づき、悪意のあるIPアドレスに関連付けられた単一の攻撃者がCVE-2026-8451の脆弱性を悪用するペイロードを展開したことをLupovisは確認した。

先週発表された脅威アドバイザリの中で、クラウドセキュリティベンダーのAviatrixは、攻撃者がメモリ漏洩の脆弱性を悪用してNetScaler SAML IDPアプライアンスへの初期アクセス権を取得し、漏洩したメモリの内容を利用して権限を昇格させ、被害者のネットワーク内で横方向に移動し、さらに機密データを外部に持ち出す可能性があると指摘した。

Hackers Exploit Maximum Severity Adobe ColdFusion Flaw - Infosecurity Magazine

Concerned about the impact AI is having on the exploitation window, Adobe announced in June that it would be moving from a monthly to twice-monthly publication of security advisories.

“Twice-monthly bulletins will enable us to keep pace with the era of frontier AI. More vulnerabilities found means more fixes to deploy and a once-a-month publication window is no longer fast enough to stay ahead of our adversaries,” explained Adobe chief security officer, Aanchal Gupta

 

 

20260705

【インシデント関連】

https://www.aflac.co.jp/static/corp/profile/news/2026/20260630.pdf

アフラック社にて、「よりそうネット」などのシステムに不正アクセスが発生、顧客や代理店の情報が漏洩。

Insurance giant Aflac discloses data breach after subsidiary hack

「調査は現在も継続中ですが、アフラック・ジャパンは、影響を受けたファイルの一部に、保険契約内容、補償範囲の詳細、個人情報、銀行口座情報が含まれていることを確認しました。アフラック・ジャパンは、金融庁をはじめとする関係当局に通知済みであり、今回の事案の影響を受けた方々に対し、適切な通知を行う予定です。」

 

【攻撃の傾向・手法】

史上初の「エージェント型ランサムウェア」感染事例の報告 - GIGAZINE

ランサムウェア攻撃の全てを自動実行するAIエージェントが確認されました。サーバー侵入やデータ破壊だけでなく、失敗した手順をリアルタイムで修正して再突入する様子も見られたそうです。

Hackers target Microsoft 365 accounts with 81 million login attempts

Microsoft 365環境を標的とした攻撃的なパスワードスプレー攻撃により、2週間で8100万回以上のログイン試行が行われた。

攻撃者は、過去の情報漏洩で流出した有効なユーザー名とパスワードの組み合わせを使用して、MicrosoftのAzureコマンドラインインターフェイス(CLI)経由で認証を試みた。

ハントレス社は、パスワードスプレー攻撃が全体として155倍以上に増加したことを確認しており、現在では組織はテナント1社あたり毎月平均1,964回のログイン失敗を経験している。

今回の攻撃キャンペーンの背後に誰がいるのかは不明だが、Huntressは、この活動がLSHIY LLC(AS32167)が所有するIPv6アドレス範囲から発信されていると指摘している。

 

【その他】

99%の組織が直面「バイブコーディングが量産する脆弱なコード」 その具体例と理由、回避策:“AI任せ”に潜む落とし穴 - @IT

 コードハルシネーションとは、存在しない関数や誤った関数を呼び出してしまう現象です。一方、パッケージハルシネーションとは、存在しないパッケージ名を生成してしまう現象を指します。

バズワード化する「Mythos」だが、本質を捉えられているか?セキュリティ判断を誤る前に理解すべきこと (1/4)|EnterpriseZine(エンタープライズジン)

 

20260627

【インシデント関連】

狙われたのは忘れられたシステム ~ サイバー攻撃被害企業が語ったインシデント対応の現実 | ScanNetSecurity

インシデント対応は、セキュリティ担当者だけの戦いではない。その実感が、対応の出発点になった。

最初に判明した侵入経路は、海外拠点の管理セグメントを経由するものだった。攻撃者は複数のサーバーを踏み台にしながら社内システムへアクセスし、最終的にActive Directoryへ到達していた。しかし詳細な調査を進めると、その経路上に存在していたサーバーの一部は、すでに本来の役割を終えていたことが分かった。

【セキュリティ ニュース】FWやVPNの認証情報を攻撃者が大量保有 - 「FortiBleed」に要警戒(1ページ目 / 全2ページ):Security NEXT

ファイアウォールやVPNなど、Fortinet機器に関する大量の認証情報を攻撃者がデータベース化しており、攻撃に悪用されているとして米当局やセキュリティベンダーが警戒を強めている。

 

【攻撃の傾向・手法】

「EDRがあるから安心」が崩れた半年 2026年上半期サイバー事件から見えた防御の限界:攻撃手法に起きた変化とは - @IT

攻撃者が脆弱(ぜいじゃく)性だけでなく「認証情報そのもの」を狙う時代になったことだ。セッション情報や認証情報が奪われれば、脆弱性を修正済みでも侵害が継続する可能性がある。

VPNの脆弱性や委託先接続用の認証情報が侵入経路となっており、初期侵入を防ぐための脆弱性管理やID管理の重要性は依然として変わらない。

「EDRを導入しているかどうか」だけでは、防御力は測れない時代になっており、これからはEDRの停止や改ざんそのものを検知し、迅速に対処できるかどうかが、新たな防御力の差になるだろう。

New macOS malware embeds fake errors to confuse AI analysis tools - TT Malware Log

Rust製バックドアである本マルウェアは、通常の情報窃取や遠隔操作機能に加え、AIを利用したマルウェア解析を妨害するため、実行ファイル内に38件の偽システムエラーやデバッグ情報を埋め込んでいる。これらはトークン期限切れ、メモリ不足、SQLインジェクション、JSON解析エラーなどを装い、大規模言語モデル(LLM)による自動解析に分析中断や誤認識を誘発する「ガスライト」攻撃を狙ったプロンプトインジェクションである。

Microsoft Entra ID/Microsoft 365を狙う同意フィッシング: NECセキュリティブログ | NEC

アクセス許可には、「委任されたアクセス許可」と「アプリケーションのアクセス許可」の2種類があります
 今回付与された「委任されたアクセス許可」の場合、アプリケーションが同意をしたユーザの代理として権限を使用することができます。一方、「アプリケーションのアクセス許可」はユーザの代理としてではなく、アプリケーション自身として権限を使用することができます。例えば、「Mail.Read」のアクセス許可が付与された場合、「アプリケーションのアクセス許可」であれば全てのユーザのメールデータの読み込みが可能ですが、「委任されたアクセス許可」では同意したユーザのメールデータのみを読み込み可能です。

 

【脆弱性情報】

Microsoft Defenderの新たなゼロデイ脆弱性「RoguePlanet」、2026年6月10日のWindows Updateのパッチを全て当てた状態でも攻撃されてしまう結果に - GIGAZINE

Microsoftが2026年6月のWindows Updateで既知の2つの脆弱(ぜいじゃく)性を修正したわずか数時間後に、「RoguePlanet」と名付けられたMicrosoft Defenderの新たなゼロデイ脆弱性が公開されました。

 

【調査結果・ベンダーレポート】

ガートナージャパン、国内のランサムウェア対策状況に関する最新の調査結果を発表 〜最も多い対策でも約4割にとどまる - SecurityInsight | セキュリティインサイト

ランサムウェア感染時の身代金への対応について尋ねた質問では、「身代金の支払いは行わない方針で、ルール化している」という企業は29.5%にとどまり、約7割の企業はランサムウェア感染後に具体的な判断を下すことになる状況となっている。

 

【セキュリティ対策機器、ツールの紹介記事】

手動診断でしか見つからない脆弱性の話 - エムティーアイ エンジニアリングブログ

自動スキャンはレスポンスの異常(エラー、予期しないデータ)を検知します。価格 0 円で注文が成功した場合、レスポンス自体は正常(HTTP 200)なので、問題として検出されません。

自動スキャンはIDを変えてリクエストを送ることはできますが、「返ってきたデータが別のユーザーのものかどうか」を判断できません。これを確認するには、2つのアカウントを使って相互に検証するという手動の手順が必要です。

 

【その他】

Claude Mythosがアメリカ政府の機密システムの脆弱性を発見 - GIGAZINE

 

20260621

【インシデント関連】

アサヒグループホールディングスへのサイバー攻撃、システム障害などの影響で売上収益が想定を 600 億円下回る見込み | ScanNetSecurity

 

【攻撃の傾向・手法】

開発者を狙う大規模フィッシングに注意 約6週間で250通以上の攻撃メール:北朝鮮系脅威アクターが関与か - @IT

脆弱性修正の猶予は「125日から0.5日」へ激減。セーフガード付き「Claude Fable 5」と最上位「Mythos」がもたらす激震:Tech News - @IT

Gentlemen ransomware uses multiple EDR killers to disable defenses

 

【セキュリティ対策機器、ツールの紹介記事】

脆弱性を見つけるだけでは終わらない AIが修正作業まで支援するOSSセキュリティ基盤とは?:検出から対処まで一本化 - @IT

ソフトバンク、OpenAIのAIを活用したセキュリティソリューション「PaaS」を提供 脆弱性の検出から修正までを自動化 - クラウド Watch

 

【コラム系】

ブログ「セキュリティを脅威で語るかぎり、対策は終わらない」を公開しました! – csajapan

 

20260613

【攻撃の傾向・手法】

「EDR無効化」「暗号化はしない」 2026年のランサムウェアに起きた変化:攻撃手法は次のフェーズに - @IT

Kasperskyの「State of Ransomware 2026」によると、被害企業の支払い率は28%まで下落した。サイバー保険会社による支払い制限や法執行機関による復号支援、企業側のバックアップ改善などが影響した結果、従来型攻撃の採算性が悪化したとみられる。これを受けて攻撃者側は、暗号化処理に伴う痕跡や検知リスクを避け、静かに情報を持ち出して脅迫する手法に移行した。

 ランサムウェアグループの使用する技術面においては、EDR(Endpoint Detection and Response)を無効化する「EDR killer」の利用がスタンダードになった。代表的なBYOVD(Bring Your Own Vulnerable Driver)手法において、正規署名付きながら脆弱(ぜいじゃく)性を抱える「Windows」ドライバーを読み込み、カーネル権限でEDRプロセスを停止させる。

フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | 報告書類 | 協議会WG報告書 | フィッシングレポート2026

警察庁やJC3も、企業のPCを遠隔操作する「ボイスフィッシング」新手口に注意喚起 - INTERNET Watch

 

【脆弱性情報】

Adobe AcrobatおよびReaderの脆弱性(APSB26-63)に関する注意喚起

ServiceNow Patches Vulnerability Exploited Against Some Customers - SecurityWeek

 

【セキュリティ対策機器、ツールの紹介記事】

「脆弱性の“発見”はもう民主化した」 Mythos時代、Claudeでコードを保護するベストプラクティス:“修正”は6%しかできていない - @IT

LLMを用いて脅威モデルを構築し、コードベースに潜む脆弱性を発見し、効率的にそれらの検証、トリアージ(重複排除と優先順位付け)、修正を行う体系的な手法を解説している

Anthropicは、誤検出の最も一般的な原因として、AIモデルがシステムの信頼境界を十分に理解していないことを挙げ、その解決の決め手となる脅威モデルを2つの手順で作成することを推奨している。 

なぜ今、三菱UFJ銀行はPPAPをやめるのか? その決断が示す次の標準:PPAPは役目を終えたのか - @IT

 同行が顧客にファイルを送付する際は、電子メールの本文に専用ダウンロードサイトのURLを記載する方式に変更する。受信者は指定されたWebサイトにアクセスし、別送されるダウンロード専用パスワードでファイルを取得する。

 

【その他】

「脆弱性の“発見”はもう民主化した」 Mythos時代、Claudeでコードを保護するベストプラクティス:“修正”は6%しかできていない - @IT

「Claude Fable 5」をAIの開発に利用するとこっそり性能が制限されることが判明、セキュリティ対策も厳しすぎて不満が続出 - GIGAZINE

サイバー攻撃性能が高すぎるAI「Claude Mythos Preview」は公開済みの脆弱性「N-day」から数時間で攻撃を開発できるため「N-dayからN-hourに常識が変わる」とAnthropicが指摘 - GIGAZINE

20260606

【インシデント関連】

Polyfill.ioを放置したサイトで不審なダイアログが表示されている件 #Security - Qiita

2024年6月25日、polyfill.ioの新しい中国系のオーナーがソースコードを変更し、polyfill.ioを読み込んでいるWebサイトを通じて世界中のモバイル端末にマルウェアを注入しました。
日本時間2026年5月22日に当該ドメインが登録日を保ったままNamecheapからGoDaddyへ移管されており、polyfill.ioが復活した可能性があります。

 

【脆弱性情報】

Cisco SD-WAN Security Flaw Actively Exploited for Root-Level Command Execution

Ciscoのセキュリティアドバイザリ(cisco-sa-sdwan-privesc-4uxFrdzx)によると、この脆弱性により、netadmin権限を持つ認証済みの攻撃者は、細工されたファイルをアップロードして任意のコマンドを実行し、最終的に基盤となるシステムを完全に制御できるようになる。

家庭用PCでも数秒でサーバを“落とせる”、HTTP/2の脆弱性をCodexが発見 さくらインターネットも対策 - ITmedia NEWS

100Mbps程度の回線があれば、家庭用PCでも脆弱なサーバを数秒で停止に追い込めるという。標的になるのは「nginx」「Apache httpd」「Microsoft IIS」「Envoy」「Cloudflare Pingora」といったWebサーバソフトやロードバランサーだ。中でもApache httpdとEnvoyを標的とした場合、単一のクライアントからでも約20秒あれば32GBのサーバメモリを消費・占有させられるとしている。

Califは対策として、修正版ソフトに更新するほか、更新できない場合はHTTP/2を無効化するよう呼び掛けている。

 

【政府機関・公的機関】

「ゼロトラストの前に既定パスワード変更を」 IPA、重要インフラを守る「最低限のセキュリティ」を刷新:コスト・インパクト・容易性を見て自分で決める - @IT

米CISA発行 Cross-Sector Cybersecurity Performance Goals Ver.2.0 (2025-12)の翻訳 | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
CPGは包括的なサイバーセキュリティプログラムではなく、組織が実装すべき最低限のプラクティスとして位置付けられている。重要インフラ事業者、特に中小規模組織が、強固なサイバーセキュリティ態勢構築への第一歩を踏み出すための支援を目的としている。サイバーセキュリティ対策のレベル分け(成熟度モデル)は行わず、「コスト」「インパクト」「実装の容易性」を見て、組織が自分で投資優先順位を決めて実施するものだ。

 

【調査結果・ベンダーレポート】

「開発者はおいしい脆弱性になった」 AIコーディング、採用、OSS、CI/CD“4つの包囲網”と生存戦略:それでも対策が進まない理由 - @IT

攻撃者の狙いは、単なる端末侵害ではありません。開発者の端末には、GitHubへの認証情報、APIキー、シークレット、本番インフラへのアクセス権などが保存されているケースがあります。そのため、開発者1人を侵害できれば、組織全体やサプライチェーンへの横展開が可能になります。

Microsoftが指摘するように、開発者の端末や開発基盤には極めて価値の高い情報資産が集中しています。「開発者1人を侵害できれば、組織全体やサプライチェーン全体に横展開できる」。攻撃者はそう考えているのです。
ソフトウェア開発が企業のビジネスに深く関わる現在、開発者の負担が激増している上に負荷を減らすツールとして有力視されたAIコーディング自体にも課題が露呈しています。理解負債や認知負債など負担が増す一方な現状は、開発者の判断力を低下させ、サイバー攻撃が成功してしまう一因と言えるでしょう。

「脆弱性報告数が別次元に」 Mythos一般公開を恐れる前に、推奨される7つの優先対策:Mythos未満レベルのAIモデルでも脆弱性は見つかる - @IT

CISA(米国国土安全保障省サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁)の「KEV Catalog」(Known Exploited Vulnerabilities Catalog:悪用が確認された脆弱性カタログ)に掲載された脆弱性については、直ちにパッチを適用する
それ以外については、FIRST.orgが管理するオープンな「EPSS」(Exploit Prediction Scoring System:脆弱性の悪用予測スコアリングシステム)を使って優先順位を決める
インターネットに面したアプリケーションについては、攻撃コードが出回ってから24時間以内にパッチを当てる
停止リスクが許容できる範囲でパッチ適用を自動化する

長期間稼働している既存コードでも、最新のAIモデルを用いたスキャンと解析を受ければ、未知の脆弱性が発見される可能性がある。以下のコードをスキャンと解析の重点的な対象とすべきだ。

サイバーセキュリティレポート 2026年04月 | セキュリティナレッジ | NTTセキュリティ・ジャパン株式会社

オペレーティングシステムLinuxの中核部分であり、ハードウェアを管理する「Linuxカーネル」内でも、Mythosは複数の脆弱性を発見した。驚愕すべきは、それらの脆弱性をMythosが自律的に組み合わせ、権限奪取をするための攻撃手段として利用したことである。Mythosが複数の脆弱性から作り出したエクスプロイトは、通常のユーザーアクセスからマシンの完全な制御を奪い特権奪取するというものであった。

Akamai、脅威レポート「AIを活用したボットネットとAPI可視性のギャップ:金融サービス業界の攻撃トレンドに関するインターネットセキュリティの現状」を公開 - SecurityInsight | セキュリティインサイト

2025年に金融サービスに対する全世界のレイヤー7DDoS攻撃のうち、APACが52%を占めており、4年連続で最もアプリケーションレイヤー攻撃の標的にされた地域となっている。このことは、拡大するデジタル環境のセキュリティ確保が組織にとって急務であることを示している。

DDoS攻撃は、APACの金融業では銀行とフィンテック企業が最も被害を受けており、レイヤー7 DDoS攻撃のそれぞれ44%と38%を占めた。一方で、レイヤー3/4 DDoSでは銀行が同地域の92%を占めた。

【セキュリティ対策機器、ツールの紹介記事】

「TPM+BitLockerなら安心」は本当か?──Windows 11時代のPCセキュリティ再考 (1/3)|EnterpriseZine(エンタープライズジン)

「かつては高度な専門知識が必要だった物理攻撃が、今や安価な機材と短時間で実行可能となっている」と警鐘を鳴らす。わずか20ドル程度で購入できる市販の機材を用いることで、PCの電源を入れてから1分足らず、あるデモではわずか43秒でBitLockerの復号鍵を物理的に抜き取る、「TPMバス攻撃(TPMバススニッフィング攻撃)」が実行可能だ。
つまり、PCさえ盗んでくれば、20ドルでハードディスクが丸見えになる。頼りにしてきたTPM+BitLockerというセキュリティ基盤には、実は物理的なアクセスを許した瞬間に顕在化する“思わぬ穴”があった。
TPM仕様の“隙間”として狙われているのが、TPM-CPU間のバス通信を盗み取る「TPMバス攻撃」だ。
TPMに保管されている鍵そのものは強固に守られており、チップから直接取り出すことは困難だ。しかし、PCが起動する際、TPMからメインメモリやCPUへと鍵が転送される瞬間がある。このとき、マザーボード上の配線(ハードウェアバス)を流れるデータは、従来の実装では“平文”のままだ。

Entra ID 初学者向けシリーズ第 5 弾 - Microsoft Entra Private Access 入門 | Japan Azure Identity Support Blog

 

【コラム系】

【脆弱性】脆弱性が発見されてから攻撃されるまでの平均時間が5年前の1/188になってる #AI - Qiita

    Zero Day Clockというサイトで、CVEが公開されてから実際に悪用が確認されるまでの期間を表したグラフを見ることができます。
この『悪用が確認』は『3500件以上の攻撃が確認された』という基準だそうです。

 

【その他】

RHELはそのまま、サポートだけSUSEへ──みずほ銀行が移行ゼロで断ち切った、レガシー運用のベンダーロックイン (1/3)|EnterpriseZine(エンタープライズジン)